総選挙を8月30日に控え、良識ある国民の皆様には今一度、自民・民主両党の政権政党としての能力、そして我々日本国民のこれからの生命と財産を託せる政党は果たしてどちらであるかを真剣に考えて頂きたいのであります。現在、国内ではマスコミを中心とした民主党指示の声が多々聞こえておりますが、我々は只単に民主党批判、自民党擁護の運動ではなく、日本国家の将来を考えれば、今の民主党の何処に国家国民を守り、世界の中の日本として生きていけるだけの政策や、思想信念があるのか大きな疑問を抱くのであります。

昨今の報道を見ましても、中立であるべきマスメディアはその中立性を尽く破り、民主党支持という偏向報道をし続け、洗脳されたと言っても過言ではない国民の皆様は、何の確信もなく、何か政権交代をしたら日本が素晴らしい国家にでも変貌するような錯覚に陥っているのであります。つい半年程前まで、小沢一郎率いる民主党が言っていた、「国民の生活が第一」という美しいだけの言葉や目先の問題に対する政策に、相当数の国民は賛同していたことでしょうが、今年の3月3日の小沢一郎第一秘書が政治献金規制法違反で逮捕起訴され、続く6月の30日には鳩山新代表による故人献金、虚偽記載等、これは正に国民の信頼を完全に裏切る犯罪を犯しているのであります。

小沢一郎の政治資金の問題は未だに説明責任は果たされておりませんし、責任を取って代議士を辞めるどころか小沢自身は逮捕もされず、代表代行という立場で何ら変わらず堂々と居座っており、その後新しくクリーンになった民主党と公言し、代表に就任した鳩山由起夫の今回の犯罪は、恰も自分が多くの支持、献金を受けていると見せ付けるための完璧な粉飾決済であると言えるのではないでしょうか。もしこれが粉飾決済であるならば、当然2006年1月23日證券取引法違反、そして続く2月22日有価証券報告書虚偽記載で逮捕されたホリエモンこと堀江貴文と全くの同罪になるのですが、何故堀江氏は逮捕され、鳩山由紀夫は逮捕されずに未だに代表としていられるのか、我々はこの二つの犯罪に対し、断固として抗議するものであります。

歴然としたこの小沢と鳩山との二代犯罪は、マスコミの報道や、それに連なる世論撹乱のせいで、何らお咎めをなしにされている不正極まりないこの野党民主党に対する間違った現実を皆様はどう捉え、どう考えているのでしょうか。これがもし自民党の代議士であったならば、まして総理総裁であったのなら、マスコミや各社様々な圧力や批判の嵐で、それこそ、2007年5月の農林水産省松岡利勝が自殺せざるを得なかったように窮地まで追い込むのではないのでしょうか。

今回の6月に行われた党首討論を見ましても、民主党側からは国防の話しは一切出ず、現在騒がれている北朝鮮によるミサイル発射問題や核問題そして、ソマリア沖の海賊問題なども話されず、それこそ国益重視とは名ばかりであったのに対して、一方時間制限に苦悩した麻生総理による、これらの外圧や外交の問題提起や質問にも何ら鳩山代表は答えることは出来なかったのであります。

国益とは、一言で分かりやすく言えば「外交等により損じた損益はそのまま国民に降りかかる」それが国益でありますが、民主党のように国家観も世界観もなく、国防や外交力を全くと言ってもいい程考えず、只国民の気を引き、国民に媚びて人気当選だけを戦略としている党が政権を取るようなことになれば、当然現実性としての政策力、政治力の無さから莫大な不利益が国内にもたらされ、その損害は我々国民にそのままのし掛かるのは目に見えているのであります。そんなだらしがなくいい加減な民主党、そして、その前党首と現党首のこんな誰が見ても犯罪である問題を自覚できない人間達に、日本の将来の政策の善し悪しが分かるのでしょうか。

散々自民党の金銭問題を批難してきた民主党が、更に悪質な金銭の犯罪を犯し、博愛主義などとは言葉ばかりで、その真逆である己に甘く、他人に厳しいスタンスの、自分勝手で独裁者的な犯罪者を代表に掲げる民主党に、果たして日本という国家を託してしまっていいのでしょうか。そして、総選挙を目前にして民主党や野党は、自民党の政策に対し、無駄を省けと、自分たちの現実性の無い空論はさて置き常に批判しておりますが、節約や無駄を省くだけの小手先での国政では、この百年に一度と言われる経済危機の最中、当然限界が生まれ、今までにない恐慌に見舞われるのではないでしょうか。

しかし、自民党の今回の政策の様に新しい産業や仕事だけでなくスポーツや科学、そして麻生総理の打ち出した『漫画の伝導』の様な芸術等の新分野を作り、世界の需要に応えられる又、世界の中に出て行ける政策こそが今正に必要なのではないでしょうか。テレビに出ている馬鹿な評論家やジャーナリストの様に、自民党の批判をすれば頭が良く正しいとか、何の根拠も無く民主党は自民党以上の政策が可能であるが如きのメディアによる偏向報道、そして、美しいだけのヒューマニズムを悪用した言葉の抜き取りや、すり替え、そしてすっぱ抜き等のメディアによる洗脳的報道
に迷わされず、日本の国家国民を守れるべき政治家、政府とは一体どうあるべきなのか、世界の中の先進国日本として世界とどの様に戦い、これから向き合っていくべきなのか。

良識ある国民の皆様、日本の将来を決める大切な総選挙を目前に、国内外の情勢を捉え、これからの若者の将来を安否し、今一度自民党、民主党のどちらに我々の生命と財産を託せるのかを真剣に考え、8月30日の投票に行くことを切に願う次第であります。

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