今年一年を捉えて

今年一年を振り返り、現在日本の民主主義が、ベストであるとは決して言えない現実は8月の総選挙における結果、それに至る世論の流れが、あまりにもメディアと民主党による間接買収的な広報、そして選挙宣伝による洗脳であって、しっかりとした国家のあり方を理解させた上での、国民一人一人の選挙における一票の責任としての重さが、今回正に全国民に問われるべきなのであります。鳩山総理の言う友愛、そしてリベラル、つまり個人主義的な勝手な自由や主義主張ではなく、我々の思想信念とは、天皇家を中心としたモラルある自由主義国家を目指すことであり、権利ばかりを主張するだけの自由ではなく、責任と競争力のある、又人間として生き方を自由に選べる国家であることが、一番の国のあり方ではないでしょうか。

これからの世界情勢の中、最重要課題である国防においても、9月23日に鳩山総理はオバマ大統領との日米首脳会談ではあたかも友好を唱っていますが、現実は著書にもあるように日米同盟を軽視し、東アジアの統合などと、実際は中国の支配下になる愚行を、日本国民の一体誰が理解し得ているのでしょうか。これは、戦前の大日本帝国として、アジア一の強さを背景にした日本の大東亜共栄圏とは全く別物であり、まして自国の国防すら否定している日本国家国民が果たしてどうやって世界の中で総理の言うリーダーシップを取れるのでしょうか。

12月10日に小沢率いる600人の民主党議員等が朝貢とも言える訪中を行い、これにより、今まで以上に中国、北朝鮮に大事な日本国民の血税を搾取され、完全に属国として押さえつけられるのは目に見えており、だからこそ、中国を先頭にアジア諸国が鳩山新政権を過剰に賛美し、受け入れている様な作り笑顔の皮肉な現実を驚異と感じなければいけないのであります。アジア外交において日本が食い潰されない為にも、中国への無償援助や、無理矢理搾取され続けている不当な戦後賠償、そしてそれらによる親中派代議士への多額のキックバック金を完全に廃止し、公にし、金の為だけに日本の国を売り、歴史を歪め、日本国家国民から誇りまでもを捨てさせた原因であるこの共産国家中国との癒着の全てを何も知らない国民に公表することであります。

又、今年の4月アメリカが世界の核廃絶を訴えたことにより、世界各国が核削減、そして少量保持国は廃棄へと当然追い込まれ、事実先進国として世界平和のために貢献し、その上でアメリカはロシアとのパイプをBMD交渉等により強化しましたが、米中冷戦と言ってもおかしくはない緊迫した昨今、美しいテーマだけの『温室効果ガス25%削減』や『友愛外交』などと、出来もしない口先だけの人気取りではなく、今正にすべきなのは日本がアメリカとの同盟を更に強化見直しをする事ではないでしょうか。

日本国内では、軍事力や核保有論に対して、平和のために反対であると言うのが世論のように言われておりますが、国家国民の平和と安全を本当に守る為であるのならば、しっかりとした憲法に認められた国軍を持ち、そして駐留米軍とアメリカ合衆国の核の傘が、日本との同盟国として、他国からの外圧に対しての抑止力となっていることを我々国民が深く認識しなければいけません。切の軍備を持たずの条項を廃棄し、戦争を起こさない為に、又起こさせない為に強固な軍事力と、自衛以外では戦わないというモラルを明記した憲法こそが必要なのではないでしょうか。

我々は民主党政権とマスコミこそが日本の歴史や伝統、そして経済力や軍事力を弱め、大切な国会議員を選ぶ選挙自体を完全にポピュリズム化させてしまった悪の根源であると考えますが、これからの日本の将来を思うと、新政権なる民主党がこれら様々な問題を真剣に考え、担うべき責任は、唯国民の気を引き甘い言葉だけで政権を繕(つくろ)うのではなく、いつまでも諸外国に虐められる様な日本の国体は即時改革し、本当に国家国民の生命と財産を守れる、そして国際貢献を先進国として、又アメリカと同盟国というのなら、集団的自衛権を完全に可能にできるべき憲法に改正することが必要なのであります。

民主党による絶対と言われたマニフェストなる公約は尽く裏切られ、先日決定した10年度政府予算92兆円という過去最悪な状況を他人事のように発表し、それらを操る独裁者小沢は皇室までにも暴言を吐く母国中国とも言える只の犯罪者であります。散々自民党に金の問題を秘書の所為にして逃げるのは汚いとか、秘書の責任は代議士の責任と追及、批判してきた民主党のナンバーワンとナンバーツーが知らぬ存ぜぬで通そうという汚らわしい人間像を国民はどう思うのでしょうか。我々の日本という国の将来を任せる総理と幹事長が犯罪者であって良い理由が何処にあるのでしょうか。我々は、これら様々な問題に対して断固糾弾すると共に来年は本年以上に国家活動に邁進する所存であります。

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